楽天で生き抜くための集客方法~楽天内と楽天外からのハイブリット集客~
楽天に出店していて、どうしても集客できない、売上が上げられないと嘆いている店長さんは結構います。
出店前は営業マンのトーク力によって、何もしなくても売れるという勘違いをしてしまいますが、現実は甘くありません。
数多くいる競合店との競争を勝ち抜くには、相応の努力と施策を続けていく他なりません。
また、楽天での集客方法は、状況によって日々変えていく必要があります。
今回はそんな楽天での集客方法について考察していきましょう。
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変化せざるを得ない楽天での集客方法
前々回の記事で書いたように、楽天では2015年10月26日以降、クリック課金型の広告(CPC広告)が停止されています。(2015年11月15日時点)
私は以前から楽天内でのSEO対策とCPC広告による集客が重要ということを書いてきましたが、CPC広告が停止になったことでいよいよ集客方法を抜本的に変えていく必要があるかと思います。
現に、私が運営・集客をしている楽天の店舗は4店舗全てで若干売上が落ちています。
競合他社よりも単価の高い商品を扱っていたので、CPC広告を上手く活用することでアクセス数の確保と優秀なCPAを実現していたのですが・・・
CPC広告が使えないとなると、SEO対策の重要性がますます大きくなりますが、SEO対策は一朝一夕で出来るものではありません。
さらに、前回の記事で書いたように、12月1日からレビュー記載の特典付与が禁止になるので、それにともないアルゴリズムを変更してくると思われます。
今まで成功してきたSEO対策が、全くもって効果を発揮しない、なんてことも起こらないとは言い切れません。
こんな混沌とした状態では、今までと違ったアプローチが必要になります。
楽天市場外からの集客も積極的に行う必要有り!
今までの私のスタンスは、楽天の店舗は楽天市場内のお客さんを集めることに集中する、というものでした。
なぜなら、独自ドメインの店舗を持っているところは、SEO対策やリスティング広告でそちらに集客した方がロイヤリティもかかりませんし、楽天頼りになってしまうリスクを回避するためにも、そちらの方が良いと考えていました。
しかし、現状では楽天内での集客が読めなくなってきてしまった以上、楽天市場外からも集客をして少しでも売上を伸ばし、新しい楽天サーチのアルゴリズムに対応する必要があるかと思います。
売上高が新しいアルゴリズムでも重要な要素になることは間違いありませんので、楽天市場外からも積極的に集客していくことが重要です。
外部SEO対策とリスティング広告を厳選した上で始めてみる
ただ、今まで楽天市場外からの集客をしてこなかった店長さんは、どうすれば良いのかわからない、というのが本音でしょう。
そこで私がおススメするのは、外部SEO対策とリスティング広告をキーワードを厳選した上で試してみる、というものです。
以前の記事でも紹介しましたが、商品ページに対して複合キーワードで行う外部SEO対策は、費用も抑えられますし、ピンポイントで商品ページにアクセスを集められるので効果的です。
→楽天店舗の外部SEO対策虎の巻
今後の楽天サーチのアルゴリズムがどのように変わっていくか、正直私にはわかりませんが、ページへのアクセス数も重要な要素になる可能性は大いにあります。
そういった意味でも、商品ページごとの外部SEO対策が意味を持ってくるのです。
その上で、「○○○(商品名) 通販」や「○○○(商品名) 楽天」などの、お客さんが購入する可能性が高いキーワードで対策をすると、効果的なのです。
また、SEO対策と同じように、複合キーワードでのリスティング広告の出稿も、非常に効果的です。
複合キーワードであれば、クリック単価も安くなりますし、独自ドメインで運営している自店舗とも、キーワードで住み分けすることが可能です。
リスティング広告には、GoogleAdwords広告とYahoo!プロモーション広告がありますが、リスティング広告の運用経験が無い方は、どちらか一方の運用だけで十分だと思います。
世界的に見ると検索エンジンのシェアはGoogleがダントツですが、日本ではYahoo!の割合が他の国よりも断然多いです。
それぞれの広告に特徴がありますが、Yahoo!プロモーション広告は入金3,000円からでも出稿開始できますし、楽天のサーチワード広告よりも断然安いのでおススメです。
→Yahoo!プロモーション広告
→GoogleAdwords広告
店舗の入り口を増やし、激動の年末を乗り切る!
本来であれば書き入れ時の12月はどっしりと構えて迎えたいものですが、どうやら楽天はそこまでお店のことを考えてくれていません。
自分のお店は自分の手で守るしかないのです。
集客のための導線はなるべく多く確保しておき、この激動の年末を乗り切る、これが何よりも重要なことです。
私も色々と試していますが、最終的に結果を分けるのは、どれだけ自分の手で施策を試すか、ということでしょう。
私はもがいてあがいて、一矢報いたいと思っています。
ぜひとも、良い結果を残して来年につなげていきましょう!