楽天の大変革！レビュー記載特典の付与が禁止に！～楽天内SEOのアルゴリズムも大変動の可能性～

最近何かと楽天に振り回されていますが、さらに大きな情報が入ってきました。

多くのお店がやっている「レビューの記載」を約束する代わりに特典を付ける、という手法が12月1日から禁止されるということです。

今までの楽天内SEOのアルゴリズムではレビューの数が非常に重要でしたので、今後はこの流れが大きく変わってくるかもしれません。
このまま行くと、12月は検索結果の大変動で大きく売上を伸ばすお店、落とすお店が出てくるでしょう。

今回は「レビュー記載特典の禁止」に関して、簡単に今後の流れを予想してみましょう。

[記事内広告（GA）]

「SEO対策のためのレビュー」を「本来のレビュー」に戻すため？

12月1日からレビュー記載特典の付与が禁止されるという情報は、ECコンサルタントから教えてもらったものなので間違いはないようです。
楽天の社内では大変革ということで、通達があったようです。

今回のレビュー特典の禁止は、「送料無料」や「プレゼント」などの特典を付けることで、レビューの記載を約束させることがNGになるようです。

詳しい情報はまだ発表されていないので、真意や狙いなどはわかりかねますが、おそらく、商品やショップのレビューを綺麗にして、SEO対策のためのレビューではなく、本来の意味でのレビューとして価値を戻す、ということではないでしょうか。

今までも、商品が到着する前にレビューを記載する人や、SEO業者が記載する架空のレビューなどが多く紛れており、レビューの価値は下がり続けていました。（商品選びの参考にする、という点において）

特に楽天内SEOのアルゴリズムがレビュー数を重視していることから、架空のレビューを投稿するSEO業者が後を絶たないため、楽天側はこちらにも手を打ってくることになるかと思います。

楽天内SEOのアルゴリズムはレビュー重視から変わる！

レビュー特典を禁止されると困るのが、新規参入店舗です。
また、高額商品を多く取り扱うお店は、安い商品を扱うお店よりも販売件数が少ないのでレビューの数も集めにくくなってしまいます。

この点に関しては楽天側も考慮に入れているようで、楽天内SEOのアルゴリズムが、今までの「売上」と「レビュー数」重視から、より「売上」寄りになるかと思います。
また、おそらく今までとは違った要素がSEO上大きな意味を持つようになるのではないでしょうか。

現時点では何もわかりませんが、新しいアルゴリズムが適用されたら今まで以上に大きな変動になることが予想されます。

12月という1年の中でも非常に重要なこの時期に、このような大きな変化をぶち込んでくるあたりが本当に楽天らしいですね！
12月は多くの店長さん・運営担当者さんが苦しめられる様子が目に浮かびます･･･

まずはアルゴリズムを確認した後、商品名やキャッチコピーなどのすぐに変更できるようなところを変えていくしかないですね。

今後の集客方法は見直す必要あり

CPC広告が使えなくなり、SEO対策もアルゴリズムの変更により順位が安定せず･･･
最近では安定的な集客がより難しい環境になってきている感じがします。

今まではレビュー数の多さから安定的に検索結果1ページ目に掲載できていた商品も、油断は全く出来ません。
もしかしたらあなたのお店の商品が、12月1日を境に全て1ページ目から消えてしまう、なんていう悪夢も起きてしまうかもしれません。

12月の繁忙期でスタッフを多く用意しておいたのに、ふたを開けてみると売上は前年割れで苦しい状況！！にでもなってしまったら、目も当てられません。
今までの集客スタイルでは立ち行かなくなる可能性は大いにあります。

新たな集客方法を模索するなど、とにかく色々と試してみましょう。

次回の記事では、集客方法に関してもう少し深く掘り下げようと思います。