楽天SEO&売上アップ研究会

SEO対策や広告を活用して売上を上げつつ、インターネット通販でしっかりと利益を確保する方法を研究します。

楽天出店で失敗しないためにも確認すべき5つのポイント~何よりも大切な成功の秘訣~

「う~ん、こんなはずじゃなかったのに…」

楽天市場への出店後に、頭を抱えてしまう店長さんは多い。

楽天の営業マンに良いことばかり言われ、ある意味口車に乗せられて出店してしまった場合、このような状況に陥る可能性は高いです。

そもそも楽天の出店には、向いている商品・向いていない商品があります。
それを理解することが失敗を避けるための一番の方法です。

さらに言うと、それを知っていれば、楽天でしっかりと売上を伸ばして利益を残すことが出来るのです。

今回の内容は、これから楽天市場に出店することを検討している方にはぜひとも読んでいただきたい内容です。

また、もうすでに出店している店長さんも、今回のチェックポイントを自店に当てはめてみてください。
出店NGラインに該当し、かつ運営が上手くいっていない場合は、退店・撤退することも選択肢に入れるべきです。

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商品単価・顧客単価・生涯顧客単価

楽天に出店して間もない頃は、当然のことですが商品の売上もレビューもなく、楽天内SEO的には弱い立場にあります。

なので基本的にはサーチワード広告なりCPC広告なり純広告(楽天市場広告)を購入しないと商品は売れないと思っていただいて構わないです。
(後ほど述べますが、よっぽど商品に独自性があれば、この限りではありませんが…)

例えば、比較的に自由度の高いCPC広告を出すとしたら、1クリック50円〜という広告費を負担することになります。

商品単価が1,000円の商品であっても10,000円の商品であってもクリック単価は変わりません。
また、CVR(転換率)は1,000円の商品と10,000円の商品で10倍の差が出ることはあまり考えられません。

つまり、商品単価や顧客単価が安ければ、売上における広告費の割合は相対的に大きくなります。

お店のリピート率が高く、生涯顧客単価が高いのであれば、それでも成り立つでしょうが、リピート性が低い商品だと目も当てられませんね…

利益率

商品単価とも関係する項目ですが、利益率がどの程度あるかも重要なポイントです。

楽天の出店プランでは、一番固定費が安い「がんばれ!プラン」だと、月額19,500円の基本出店料にシステム利用料(ロイヤリティ)が6.5〜3.5%になります。

このシステム利用料に、ポイント原資の1%〜を始めとし、アフィリエイト利用料やモバイル利用料など、様々な費用が上乗せされます。

カード手数料を加味すると、10%以上が引かれるわけで、広告費や人件費を支払った後にどれだけ残るのか、よく計算しておいた方がいいです。

初めから無理がある利益率の場合、どう頑張っても報われることはないですからね…

商品の独自性

あなたのお店で売っている商品は、あなたのお店でしか買えないものでしょうか?
それとも、他のお店でも買えるものでしょうか?

この違いが本当に大きいです。

他のお店で買える商品だと、たいていは価格競争に巻き込まれます。

楽天市場やYahooショッピングなどのショッピングモールに出店するということは、常に他店との比較にさらされるということです。

あなたのお店が、
・価格で勝負しなくてもお客さんを満足させられるサービスやポジショニングを確立できている
・お客さんを掴んで離さない信頼関係が築けている
このような状況にないと、利益を削って価格を下げるという泥沼状態です。

商品に独自性がなく、価格でも勝負できない or 勝負したくない場合は、モール系への出店ではなく、独自ドメインのECサイトを伸ばした方が良いかと思います。

商品力(商品の需要・認知度)

これも重要なポイントです。

私自身、色々な商材で楽天に出店しましたが、どう頑張っても月商100万円を超えられないお店がありました。
正確に言うと、月商50万円を超えるのもなかなかに厳しい状態です。

そのお店の主力商品は漢方の一種で、平均単価が10,000円前後で売りやすい価格帯でしたし、利益率も悪くなく、商品の独自性もありました。

ただ、いかんせん商品の属するカテゴリーがマイナーで、需要自体があまりないことが問題でした。

そもそもの需要が少ないので、広告を積極的に出してもインプレッション数(表示数)が少ないですし、売上を伸ばす術があまりありません。

幸いリピート性が高い商品だったので、少ない売上の中でもしっかりと利益を確保することができており、無駄な人件費・労力を費やさないよう半分放置しているような状況です。

あなたの扱っている商品にどれだけ需要があるかを知るためには、実際に楽天で商品名や関連する名称を入れて調べてみましょう。
その際に、なるべく多くの方が調べそうなキーワードを選んでください。

1ページ目に表示される商品のレビュー数が少ないものは、楽天内でもあまり売れていない可能性があります。

また、楽天のカテゴリー分類(ディレクトリID)を見たときに、マッチするカテゴリーが無い場合も、あまり売れていないということになります。

例えば、メンズのトレンチコートであれば、「メンズファッション >アウター >コート >トレンチコート」という形でピンポイントでマッチするカテゴリーがあります。

現時点で楽天に存在するカテゴリー一覧はこちらです。↓
全商品ディレクトリID一覧

かなり細かい分類をされているので、ここに出てこなかった場合は厳しいかもしれません。

レビューの集めやすさ

最後は商品レビューの集めやすさです。

楽天内でのSEO対策ではレビューの数が非常に重要になります。

一品物の商品ばかり扱っていると、商品のレビューがたまりにくく、いつまでたっても上位に表示されません。
(商品レビューを別商品に引き継がせることは規約違反になります)

また、商品の特性上レビューを集めにくい商品、例えばユーザーがその商品の利用を知られたくないようなものなども、苦労するかもしれません。

ただ、これに関しては、他のお店も同じ条件なので、レビューを集めるキャンペーンなどを積極的に展開すれば、頭一つ抜け出せる可能性もあります。

実際に出店してみて反応を見るには「ライトプラン」がオススメ

以上が楽天出店前にチェックすべき5つのポイントです。

もちろん、これらすべての項目において条件を満たしている必要はありませんが、私の経験上、少し苦労するかもしれません。
逆に、これらの条件を満たしている場合は、楽天で売上を上げられる可能性は高いということです。

一度、実際に出店してみて反応をみてみたい、という方は、「ライトプラン」という3か月だけの短期間の契約プランがありますので、そちらをおススメします。
「がんばれ!プラン」よりも月額基本出店料は高くなりますが、1年契約というリスクは回避できますし(これがとても重要!)、ここでしっかりと結果を残せるようであれば、別プランに変更すればいいのです。

良いスタートを切って、売上を伸ばしましょう!
楽天への出店はこちら

今はまだ検討したい、という方は資料請求をしてみて、その上で判断してみてください。
資料請求はこちらから

ちなみに楽天の営業マンは良いことしか言いませんので、しっかりと自分でジャッジしましょう。

 - 楽天バイブル

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