楽天SEO&売上アップ研究会

SEO対策や広告を活用して売上を上げつつ、インターネット通販でしっかりと利益を確保する方法を研究します。

押さえておくべき楽天内SEO対策の基本その6~商品ページの鮮度~

今回ご紹介する楽天内SEO対策は商品ページの『鮮度』を高めるという手法です。

肉や魚、野菜などに鮮度が求められるのと同じように、楽天のアルゴリズムでも商品ページの鮮度が重要となります。

では商品ページの鮮度を保つにはどのようにすれば良いのでしょうか。

いくつかの方法をご紹介しましょう。

[記事内広告(GA)]

商品ページの『鮮度』を考える

まずは商品ページの『鮮度』という言葉について考えてみましょう。

「商品ページの鮮度?更新頻度のこと?」

正解なのですが、厳密に言うと重要なのは更新回数ではないのです。

ここで1つ例を挙げましょう。
レビュー数も売上個数・金額も商品名も何から何まで同じ条件のサプリメント2商品があったとします。

サプリメントAという商品は、今日の朝からお昼にかけて3回ほど商品情報を更新しました。
一方のサプリメントBという商品は、夕方に一度だけ商品ページを更新しました。

この日の夜、「サプリメント」というキーワードで検索した時に、上位に来るのはどちらでしょうか。
現在のアルゴリズムだとBの方になります。

つまり、楽天では商品ページの更新時間が現在の時刻に近ければ近いほど、SEO的に高い評価をするのです。

当然、自店の商品を長期間上位に表示させるためには何度も商品ページを更新する必要がありますので、結果的には更新頻度は上がることになります。

ちなみに楽天のクローラーはおよそ15分間隔でクロールしていると思われます。

効果は微々たるものでも、積み重ねると大きな違いに

もう一つ重要な点があります。

この商品ページの鮮度という要素ですが、あまり大きな影響力があるわけではありません。
30分おきに商品ページを更新したところで、レビューが一つもない商品がレビュー10個の商品より上位に表示されることはありません。

楽天内でのSEO対策において、「レビュー数」や「売上高」、「商品名・キャッチコピーに含まれるキーワードのマッチ率」などの要素をひっくり返せるだけの効果はない、ということです。

ですが…
競合店と同じ環境下にあるのであれば、やらない手はありません!

商品ページの更新と言っても、実際にやるべきことは商品ページ(商品個別更新ページ)の「商品情報を変更する」ボタンを押すだけで良いのです。
中身を変える必要はまったくありません。

change

こんな簡単なことで、上位に表示させられる可能性があがるのです。

上位に表示される商品にレビューが付いていないようなジャンルだと、場合によってはこの手法だけで、トップページを自社の商品で埋める、なんてこともできてしまいます。
(他のお店が同じことをやれば簡単に順位は変わるのであくまで一時的なものですが…)

小さな効果でも、積み重ねることで状況は変わるのです。

商品ページの更新はCSVか自動化で手間をかけずに

ただし、いくら商品ページの更新が簡単だと言っても、複数商品の詳細ページを開いて「商品情報を変更する」ボタンを押していくのは非常に大変ですし、そんなことにあなたの大切な時間を使うべきではありません。

この手法を使うのであれば、商品一括編集機能のCSV登録を使うのがいいでしょう。
ただ、残念なことに楽天のこのCSVの商品一括編集機能は有料(月額1万円)です。

経営が苦しい中でやっている店舗では、この1万円を節約しているところも多いはず。

ではCSV商品一括編集を利用していない場合、どのようにすれば簡単に商品ページの更新ができるようになるのでしょうか。

私がオススメしたいのは、「iMacros」というブラウザのアドオンです。(私はFirefoxで使っています)
この無料で使えるシステムが本当に賢い!
ブラウザ上で自分がした行動をMacroに書き出し、再生すると自動で再現してくれるのです。

ここでは詳しい使い方には触れませんが、エクセルでMacroを書き出すシートを作っておけば、商品IDを入れるだけで自動で更新作業をしてくれる仕組みを簡単に構築することができます。

ご興味ある方は、使い方などを調べてみるといいかと思います。
(需要があれば、具体的な方法などを記事にするかもしれません…)

利益を確保しつつ売上をアップさせるには、業務を自動化や外注化をしてあなたの自由な時間を増やす、という仕組みを作ることが何よりも重要なことだと思います。

 - 楽天内SEO対策

ad

ad

  関連記事